ある日、中華料理屋さんで出会った花椒。読み方は「かしょう」です。
なんかまぜそばのようなものを頼んだら、花椒がついてきました。それをかけたらもうおいしくておいしくて。
それ以来、花椒にはまっています。
花椒とは
花椒ってあの鰻にかける山椒の花？それとも緑茶と紅茶みたいに、元は同じだけど製造過程が違うとか？と、お恥ずかしながら花椒と山椒の違いついてよく知りませんでした。
調べてみたところ、花椒とは華北山椒（カホクザンショウ）の果皮を乾燥させたもので、中国山椒とも呼ばれ、日本山椒と同じミカン科サンショウ属ですが、種類は別の植物だそうです。
確かに食べてみると似た風味はあるんだけど、全然別物です。
1枚目の写真でGABANの花椒と一緒に映っているのは、我が家の庭で栽培している山椒の木の枝です。春の木の芽を味わうために栽培していました。たけのこ料理に一緒に添えるとおいしいですよね～。
庭で栽培するほど山椒は好きだったのに、花椒については知らなかったとは(汗)
花椒の製品
花椒について調べていくと主にこのような製品があることが分かりました。
- 花椒粒…いわゆるホール状の、花椒そのまま。ミルで挽いて使用する。
- 花椒粉…花椒を粉末状にしたもの。
- 花椒塩…花椒を粉末状にしたものに塩を加えたもの。
- 花椒油…花椒の味と香りを油で抽出したもの。製品によって花椒が入っていたり入っていなかったり、油の種類もまちまち。
塩分やカロリー、いろいろ使いまわすことを考えたら、花椒粒か花椒粉の二択。
花椒油と花椒塩は、その気になればそこから作れそうですしね。
先日「ポーレックス セラミック ごまミル」で、ミルで挽きたてのおいしさに目覚めた私。
花椒もミル付きの「GABAN グルメミル 四川赤山椒」に決めました～♪
GABAN グルメミル 四川赤山椒の詳細
スーパーを何件か回っても見つからなかったので、通販で買ったのですが・・・
思ったより大きい。
大きいといっても、テーブルサイズの塩・コショウよりは少し高さがあるというかんじですかね。
原材料は中国産の山椒、13g入っています。
キャップを開けた感じ。
中蓋を開けた感じ。詰め替えはここからですね。
中身を出してみました。
なるほど、山椒の実が弾けてますね～。それにミルで挽く前からもういい香りが漂っていますよ♪
一粒一粒が結構大きいんですよ。これなんか8mmぐらいありますね。
（味とは関係ないけど、形もかわいいですね）
さっそくミルで挽いてみました。
もう香り、香り、香り～！！香りがすごいです。
わりと粗挽きで「ちゃんと挽けてないのかな？」と思ったのですが、後に食べてみたらこの粗挽きなところがよくて。
歯で噛んだ時に花椒の香りがふわっと広がるんです。これはおいしい～♪
麻婆豆腐に花椒
花椒を使った料理の一番のおすすめ、麻婆豆腐を作ってみましたよ～。
花椒をミルでたっぷりと挽いていただきます。
さぁさぁ、まずは一口召し上がれ♪
花椒の香りが鼻にふわ～っと抜けていって、舌にピリッとしたしぶれる辛さがはしるの、想像できましたでしょうか？
これはもう麻婆豆腐には欠かせないおいしさですよ～。
料理のレシピが広がること間違いなし
実際に花椒を食べてみて思ったのが、これがあれば料理のレシピも広がること間違いなし！ということ。
麻婆豆腐の他にも担々麺にも欠かせないですね。あとは回鍋肉とか棒棒鶏とか、中華料理ならなんでも合うと思います。
あとは意外にも和風に「味噌＋マヨ＋花椒」もイケます。しいたけに味噌マヨを詰めて焼いて花椒をかけたら、もう夫大絶賛！
同じレシピで花椒のかわりに山椒（いわゆる鰻にかける粉山椒ね）をかけたら、花椒の方が合うとまで言われてしまいました。
あ、辣油なんかに入れてもいいかも～。
ほら、一時期流行った桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」とか、いわゆる食べるラー油系に混ぜたら絶対おいしいと思う！今度やってみよう♪
あとは八角のように煮物とかに使うのはどうなんだろう？豚の角煮とか。
いろいろ夢が広がります。
今までになかった風味の香辛料の花椒、これからは我が家のキッチンに常備決定です♪
2回目からはお得な詰め替え用もありますよ。
