日本人女性の4人に3人が乾燥肌といわれてるそうです。もちろん私も。
そういえば私の周りにいる女性たちもみんな乾燥肌。「私、脂性肌なの!」という女性には会ったことがありません。
その乾燥肌を元から改善するべく、ワセリンのみでスキンケアをする「肌断食」を現在実践中です。
肌断食は、
- 基本的に水で洗顔するだけ。
- 乾燥するときだけ少量のワセリンを塗る。
たったこれだけの、お金も時間も手間もかからないスキンケア。
この機会に肌断食で肌の再生力を促そう!
肌断食とは
肌断食とは、簡単に言ってしまえば「何もつけないスキンケア」。
水やぬるま湯で肌の余分な皮脂を洗い流すだけで、化粧水や乳液、クリーム等は一切つけないというものです。(メイクした日のみ石けん洗顔。クレンジングはなし)
でも、それだけでは肌が乾燥してかゆいとか、粉がふいたようになってしんどいという方もいらっしゃるでしょう。
そういう時にはワセリンをごくごく少量肌に塗ります。
詳しくはこちらの本がとても参考になります。
2012年に発売された本なので、中古で手に入れやすくなっているかもしれません。
流行に左右されない内容で、現在でも「宇津木式スキンケア」のバイブルとして人気が高い本です。一読するのがおすすめです。
肌断食はこれだけ!ワセリンとは
ワセリンとは、石油を蒸留した残渣から得られた油をさらに精製したものです。
これだけ聞いて、「石油?そんなの顔につけるのイヤ!」と思っていた私です(笑)
実際、肌断食は数年前から知っていましたが、ワセリンを使う気になれないという理由だけで試してはいませんでした。
でも、ワセリンは他のクリームやオイルと違って皮膚にしみこんでいきにくいので、肌の表面を薄くコーティングするのに最適だったのです。
ワセリンといってもピンキリで、薬局や化粧品売り場に行くとたくさんありすぎて、どれを買うのか迷ってしまいます。
でも買うべきワセリンは、精製された「白色ワセリン」一択です。(黄色っぽいワセリンは純度が低い)
特にこちらの「ワセリンHGチューブ(大洋製薬)」はチューブ入りなので清潔に使えておすすめです。
大きさもハンドクリームのチューブ程度で、持ち歩くのにも便利ですよ。
あ、間違っても大容量の瓶入りワセリンとかは買わないように!
ワセリンはきわめて酸化しにくいオイルではありますが、使用する量は「ごく少量」です。小さめの物を購入して早めに使い切るようにしましょう。
ワセリンの使い方
ワセリンを使う量は驚くほど少ないです。上の画像はワセリンがどんなものか見ていただくために器に出しましたが、これをすべて顔に塗ったら多すぎですよ。
ワセリンは、あくまで肌の表面を薄くコーティングするというイメージで少量使用します。
- 手のひらにワセリンを少量取る
- 手のひらでワセリンをよく伸ばす。
- 乾燥した部分にワセリンを薄く押しづけする。
ワセリンを塗る際に、間違っても肌に塗り込もうとこすったりしないでくださいね。
肌を「こする」ことは、それだけで肌ダメージになります。あくまでやさしくやさしく、ですよ。
また、ワセリンは、顔にはもちろん、全身使えますので、ハンドクリーム代わりに手に、リップ代わりに唇に、うすーーく塗ることだけ心がけましょう!
実感♪肌断食っていいかも
肌断食は、これまでに良いと言われてきた一般的なスキンケアとはあまりにもかけ離れています。
なので、私自身もなかなか集中して肌断食を実行できずに、少し肌断食を試してみては今までのスキンケアに戻ったり、夜だけ肌断食してみたり、と、プチ肌断食のようなものを繰り返していました。
ですが、少しずつでも肌断食を実践してきて、最近ではその効果を実感できるようになってきました。
今までは、お風呂上りには「急いで化粧水つけなきゃ。クリームで蓋をしなきゃ。」みたいな感じで、時間との闘いのようなものがありました。(乾燥肌の方なら分かると思うのですが、お風呂上りの肌は特につっぱりますからね。)
それが、肌断食をするようになってからは、まず水を飲んで、一息ついて、軽くネットニュースでも見て、それからのんびりとワセリンをつける生活になりました。
これは肌の乾燥が改善されてきたから♪と思います。
それに、見た目にも毛穴の角栓が減り、大人ニキビも出にくくなり、つるつるとした綺麗な肌になってきたような気がします。(この辺はまだ確証とまではいかないので様子見ではありますが)
肌断食は、乾燥肌や敏感肌、脂性肌の方はもちろん、アトピーやニキビに悩む方にも安心して実践できるスキンケアです。
何しろ使用するのはワセリンのみ。安全、簡単、安い!(笑)
よろしかったら試してみてはいかがでしょうか?