マヌカハニーは喉の痛みや咳に、インフルエンザ・風邪の予防に、花粉症にと、すばらしい抗菌作用を持つはちみつです。
その抗菌作用であるMGO(メチルグリオキサール)の含有量が多くなればなるほどその効果も高まるとされています。
でもMGOの含有量が多いと、クセがあって食べづらいんじゃない?
味の違いは?
など、それぞれ個別に食べていたのでは分からない味の違いを、今回は同時に食べ比べて検証したいと思います。
MGOの含有量が多いマヌカハニーはクセが強い?
今までいくつかのマヌカハニーを試してきました。
と、徐々にMGOの含有量が低いものから高いものへと移行していきました。
というのも、マヌカハニーはその効果はすばらしいものだけれど、独特の風味があるのでMGOの含有量が高ければ高いほど食べづらいと思っていたからです。
なので、MGOの含有量の低いものから徐々に高くしていこうかと。
しかし実際に食べてみると、MGOの含有量が高いからといって食べづらいということはありませんでした。
それどころか、かえっておいしい!?
が、どれも違うメーカーのマヌカハニーだったため、一概にMGOの含有量の違いとも言えません。
なので今回は、同じメーカーのマヌカハニーで、純粋にMGOの含有量の違いで、その味を検証してみようと思いました。
食べ比べに使用するマヌカハニー
マヌカハニーの食べ比べで選んだのはニュージーランドのマヌカヘルス社のマヌカハニー。
なぜマヌカヘルス社のマヌカハニーを選んだかというと、
- 歌手のGACKTさんやaikoさん、美容意識の高い藤原紀香さんや叶姉妹などもこちらのメーカーのマヌカハニーを愛用していて、日本で一番有名であり、信用のおけるなマヌカハニーと思えた。
- MGOの含有量が分かりやすく表示されている。
これらの理由から食べ比べには一番適していると判断しました。
マヌカヘルスのマヌカハニーの種類
マヌカヘルスのマヌカハニーは、MGOの含有量により下記の5種類があります。
MGO値 | 対応商品 | |
30+ | 手軽においしく栄養補給したい時に | マヌカハニーMGO30+ |
100+ | 毎日マヌカハニーを続けたい時に | マヌカハニーMGO100+ |
250+ | おいしく健康管理したい時に | マヌカハニーMGO250+ |
400+ | 美容と健康維持を目的とする時に | マヌカハニーMGO400+ |
550+ | MGO最高レベル。 (マヌカヘルスニュージーランド社製商品) |
マヌカハニーMGO550+ |
このうちMGO30+は、マヌカハニーに「レワレワハニー」というはちみつをブレンドしたもので、マヌカハニー100%ではないので、今回の食べ比べからは除外します。
それ以外のMGO100+、MGO250+、MGO400+、MGO550で食べ比べてみたいと思います。
マヌカヘルスのマヌカハニー食べ比べ
用意したマヌカハニーです。
左からMGO100+、MGO250+、MGO400+、MGO550。
こう並べてみると壮観ですね~。
MGOの含有量による見た目の違い
1つだけの時は分かりませんでしたが、4つになるとやはり違いがあるのが分かりますね。
それぞれ隣り合ったマヌカハニーとの違いは少しでも、両端のMGO100+とMGO550+にもなると明らかな違いが!
MGO100+とMGO550+を並べてみました。
予想に反して、MGO100+の方が色が濃い!?
でも色こそ薄いですが、MGO550+の方が濃厚さはあるように見えます。
MGO100+の色、とろみ
明らかに一番色が濃かったMGO100+。
MGO250+の色、とろみ
MGO100+に比べて色の薄いMGO250+。
MGO400+の色、とろみ
MGO250+と違いが分かりづらい程度のMGO400+。
MGO550+の色、とろみ
明らかに一番色の薄いMGO550+。
色の比較
それぞれを並べてみました。
左からMGO100+、MGO250+、MGO400+、MGO550です。
MGO100+→MGO550へいくにつれて、色が茶色から黄色っぽく、薄い色になっているのが分かります。
とろみの比較
また、とろみもMGO100+→MGO550へいくにつれて、徐々に「固い」から「柔らかい」になっている気がします。(ちなみにこの時の室温は23℃ありましたので、寒くて固まってるとかじゃないと思います。)
MGOの含有量による味の違い
MGO100+の味
- 甘い(砂糖甘いような強い甘さ)
- マヌカの風味が強い
MGO250+の味
- 甘い(砂糖甘いような強い甘さ)
- マヌカの風味が強いがMGO100+ほどではない
MGO400+の味
- まろやかな甘さ
- マヌカの風味はあるが気にならない
- MGO400+は一番人気なだけあって、たしかにおいしい
MGO550+の味
- 熟成された甘さ
- マヌカの風味はあるが気にならない
- MGO400+に負けず劣らずおいしい
- 濃厚
味の比較
同時にすべてのマヌカハニーを食べて分かったこと。
それは、MGOの含有量が多いと食べづらいというのは思い込みだったということ。
例えるならば、まるで梅酒が熟成されていくような感じです。
6月に梅酒を漬けて、3か月後から飲み始めることはできますが、出来立ての梅酒はとんがった甘味がします。
それが半年、1年と時間がたつにつれ、甘味も丸くなってまろやかになっていく……、そんなイメージです。
食べ比べて分かった!マヌカハニーのMGOの含有量によるイメージと実際の味
マヌカハニーの味についてまとめると、
- MGO100+とMGO250+はマヌカの風味が強く、やや薬っぽく感じられる。甘さもとがっている感じ。
- MGO400+とMGO5500+はぐっと熟成された感じで、マヌカの風味が心地よい。甘さもまろやか。
大きくこの2グループに分けられると思います。
マヌカハニーを1つだけ購入するならMGO400+かMGO550+が抗菌作用が高く、かつおいしくておすすめです。
また、使用目的やお値段的なことも考慮するならば、日常的にはMGO100+かMGO250+で、インフルエンザが流行ってるとか、花粉症の季節とか、ここ一番という時にはMGO400+かMGO550+という2本使いもおすすめです。
マヌカハニーって種類が多くてどれを選んだらいいのか悩むことも多いと思うのですが、今回の検証をマヌカハニー選びの参考にしていただけたらうれしいです。
今回食べ比べたマヌカハニー
MGO100+
MGO250+
MGO400+
MGO550+