「ぬか漬けを作るのって、面倒だし難しそう。」と思っていませんか?
昔ながらの「米ぬかに塩と昆布と唐辛子とからし粉を入れて、野菜の捨て漬けを繰り返し…」という方法は、確かに面倒だし時間もかかりました。
でも野田琺瑯のぬか漬け容器「ぬか漬け美人」と「河村さんちの鉄粉ぬか床」がさえあれば、「誰でも」「簡単に」「1回目から」美味しいぬか漬けを作ることができちゃうんです♪
野田琺瑯のぬか漬け容器「ぬか漬け美人」とは
野田琺瑯らしいシンプルな白のホーローの四角い容器にシールふた、そして磁器製の水取器が付属しています。
大きさもW.255×D.160×H.120と、ぬか漬けを作るのに適した深さとサイズです。
そして何より、匂い漏れなし!
ぬか漬けはおいしいけれど、やはり気になるのはその臭い。
「ぬか漬け美人」はその点でも優れています。さすが野田琺瑯。
付属の水取器は、最初こそ必要ではありませんが、後で絶対といっていいほど必要になってきます。(後に使い方を記載してます)
それが最初からセットになっているのはありがたいですよね。
「河村さんちの鉄粉ぬか床」とは
その名のとおり、鉄粉が入ったぬか床です。
その他の原材料にもこだわっていて、国産米ぬか、食塩(天塩の天日塩)、食用卵殻粉、北海道産コンブ、唐がらし、からし粉、乾燥しいたけ荒粉末。
すでにうまみがたっぷり入っていますので、自分で新たに何かを追加する必要はありませんよ。
乾燥した状態なので、これに水を入れて使います。
簡単ぬか床の作り方
それでは説明書にしたがってぬか床を作っていきます。
といっても、水を1L入れるだけ!
これだけで簡単においしいぬか床ができちゃうんです♪
まずは野田琺瑯の「ぬか漬け美人」に「河村さんちの鉄粉ぬか床」を入れます。
唐辛子やコンブ、椎茸などの固形物が確認できますね。
水を1L注ぎます。
あとはよーく混ぜるだけ!
あっという間においしいぬか床の完成です♪
簡単ぬか漬けの作り方
それではさっそくぬか床に野菜を漬けていきましょう。
今回はぬか漬けの定番、きゅうりとなす、あとは夏野菜のみょうが、私のおすすめ野菜の長いもを漬けたいと思います。
といっても、特に何かをする必要はありません。
ぬか床に入れるだけです。
鉄粉が入っているので、なすもそのまま漬けるだけで色よく仕上がりますよ♪
ただ、最後にぬか漬け容器のまわりについたぬかだけは清潔なふきんかキッチンペーパーで拭きとっておきましょう。
カビの原因にもなりますし、乾燥してしまうと後で取りずらいです。
これで野菜を漬け終わりました。
あとは、漬かるのを待つだけ♪
ぬか床の保存場所について
冬ならば常温保存もいいですが、夏の場合、暑さを考えると冷蔵庫保存がおすすめです。
冷蔵庫保存だと毎日ぬか床をかき混ぜる必要はないですし、なによりうっかり放置してぬか床を腐らせてしまうリスクがぼぼなくなります。
冷蔵庫保存の場合は漬ける時間が約倍かかってしまいますが、それぐらいゆっくりのペースの方が逆にいろいろ同時に漬けられていいと思います。
私はぬか床を一年中冷蔵庫の野菜室に入れていますよ。
ぬか漬けの試食
それでは冷蔵庫保存で1日漬けたぬか漬けを出してみましょう。
ほら、何もしないでぬか床に入れただけなのに、きれいに漬かっているでしょう?
なすも色よく仕上がってます。
ぬか漬けを切って盛り付けてみました。
それぞれの断面です。
うーん、おいしそう!
ぬか漬けおすすめ素材と漬ける時間の目安
時間は冷蔵庫で漬けた場合の目安です。
もし常温で漬ける場合は、半分の時間を目安にしてくださいね。
- きゅうり…1日
- キャベツ…1日
- 山芋…1日
- パプリカ…1日
- オクラ…1日
- スイカの皮…1日
- なす…1~2日
- みょうが…1~2日
- 大根…1~2日
- かぶ…1~2日
- セロリ…1~2日
- にんじん…2~3日
個人の好みもありますので、まずは1日漬けたものを食べてみて、足りないと思ったら2日3日と伸ばすのがいいと思います。
1日目のきゅうりと2日目のきゅうり、味の違いを食べ比べてみるのもオツなものですよ♪
ぬか床の手入れ
水っぽくなったら
ぬか漬けを何度か作っていくと、野菜の水分が出て水っぽくなってくると思います。
そうしたら付属の「水取器」の出番です!
このように、水取器をぬか床の隅っこに埋めておきましょう。
翌日にはここに水が溜まっていますので、それを取り除けばOKです。
もしくは、ぬか床が減っているようであれば「河村さんちの鉄粉ぬか床」を乾燥状態のまま振り入れてもいいでしょう。
野菜から出た水分を利用した一石二鳥の技です(笑)
味が薄くなってきたなと思ったら
「味が薄くなってきたな」「漬かりが悪いな」と思ったら、同じように「河村さんちの鉄粉ぬか床」を足すか、もしくは塩を入れましょう。
塩を入れる場合、入れすぎると同じ時間漬けても塩辛いぬか漬けになってしまいますので、小さじ1程度から様子を見て追加していきましょう。
自宅で簡単おいしいぬか漬け生活
ぬか漬けは漬ける野菜を選ばないのもうれしいところ。
ちょっと古くなった野菜や、中途半端に冷蔵庫に残っている野菜も、ぬか床に入れておけばおいしいぬか漬けになります。
朝ごはんのおかずに、夜の晩酌のお伴に、低カロリーで栄養豊富なぬか漬けは毎日の生活にぜひとも取り入れたい一品です。
今回は私の好きな野菜を使ってぬか漬けを作ってみましたが、今度はあなたもお好きな野菜を漬けてみてくださいね♪