ある日自然食品店で出会った「松田のマヨネーズ」。このおいしさに、もう十数年リピートしています。
うっかり切らしてしまって、しょうがなく代わりに違うマヨネーズを購入したこともありますが、それがなくなるとまたこの松田のマヨネーズに戻ってきます。
それほどやさしいおいしさがあるのです。
自然派のマヨネーズ
とってもおいしいマヨネーズなのですが、難点は「どこのスーパーでも売っているとは限らない」こと。
自然食品店や、エコを意識した大き目のスーパーなら比較的売っているのですが、小さなスーパーや個人商店などではまず見かけません。もっと広く流通してくれるとありがたいのですが。
こだわりの原材料
原材料は、食用なたね油、卵、りんご酢、食塩、蜂蜜、マスタード、にんにく、コショウ、ショウガ。
これだけです。シンプル。もちろん保存料や着色料のようなものは一切入っておりません。
さらにその原料にもこだわってまして、外装にはこれだけの思いが熱く語られています。
- 食用植物油(圧搾搾りなたね油)
米澤製油の圧搾一番搾りなたね油だけを使用しています。(製造過程においてヘキサン、リン酸、シリコーンなどは使用しておりません。) - 卵(平飼い)
有精卵を生む環境の中で自由に運動している健康な鶏の新鮮な卵(全卵)。遺伝子組換えの餌は使用しておりません。 - オーガニック純りんご酢
オーガニックりんごの果汁100%で造った酒を発酵させた酢です。(発酵過程でアルコールは添加しておりません) - 食塩(伝統海塩『海の精』)
伊豆大島で黒潮の清麗な海水を伝統の製塩法で濃縮し平釜で炊きあげた塩です。 - 蜂蜜
100%蜂が集めた蜂蜜です。 - マスタード
100%からし菜の種を粉末にしたマスタードです。食味の違いを作り出します。 - オーガニックホワイトペッパー使用
ね?ちょっとした冊子ができそうなくらい。
砂糖を使っていないマヨネーズ
松田のマヨネーズは砂糖を使っていないマヨネーズとして有名です。
社長の松田さんが「身体に悪い砂糖は使いたくないので蜂蜜にした」ということからだそうですが、この蜂蜜の使用がある日突然JAS規格に引っかかっててんやわんや・・・のちに一転、JAS規格の改正にまでなりました。
この話はニュースなどでも取り上げられていましたのでご存じの方もいるのでは?
そのへんのお話は本編とはそれるので割愛させていただきますが、気になる方はこちらの記事をどうぞ。→JAS法まで変えた「松田のマヨネーズ」の存在感
気になるカロリーは
100g中701kcal。
参考までに、キューピーマヨネーズは15g(大さじ1)あたり100kcal。
これに松田のマヨネーズをあてはめると15g(大さじ1)あたり105kcal。
松田のマヨネーズのほうがやや高めですがほぼかわらないといったところでしょうか。
容器もシンプル
外装を外すととってもシンプル。「甘口」のシールのみ。
裏にいたっては何もありません。
賞味期限はキャップに書いてあります。
あと外装の左中ほどにも記載されています。
赤いカップを外すとアルミのシールでしっかり密封されていますので、外すのを忘れないようにね。
これを忘れるとマヨネーズが出ません(経験済み)
細い絞り口
マヨネーズってけっこう細く絞って出したいですよね?
ご安心ください。「松田のマヨネーズ」なら初めから細い絞り口になっています。
どれくらい細く絞り出せるか測ってみました。
2mm~3mm。ね?細いでしょう?
これならサラダにかける時も、お好み焼きにかける時も、思いのままに絞れますよ♪
種類は「甘口」と「辛口」 の2つ
松田のマヨネーズには「甘口」と「辛口」があります。
「何が違うの?」というと、使用されているマスタードの量の違いです。
外袋をよく見ると隅っこのほうに書いてあります。
「甘口」はいわゆる普通のマヨネーズ、「辛口」はマスタードマヨネーズと思っていただいていいと思います。
ただスーパーなどでは「辛口」は置いてあるのに「甘口」は置いていないという場合が多々あります。なので「辛口」のほうが人気なのかもしれませんね。
でも私は「甘口」のほうが好きです。このへんは好みが分かれる所なのかもしれません。
いざ、実食!
さて、あなたのお気に召したのは「甘口」でしょうか?「辛口」でしょうか?
蜂蜜を使ったやさしいマヨネーズ、おすすめですよ。ぜひ試してみてくださいね。
さぁ、たっぷりマヨをつけてどうぞ!
「甘口」タイプ
「辛口」タイプ