煮物や照り焼きなどにかかせない調味料「酒」と「みりん」。
その2つが合わさって、さらにおいしく便利になった醗酵調味料「味の母」。
「とりあえずこれを入れておけば料理がおいしくなる」
と思えるほどの、料理ベタさんにもおすすめの調味料です。
味の母とは
お酒とみりん一人二役の醗酵調味料
ひとことで言ってしまうと「みりんのうまみ」と「酒の風味」を併せ持つ醗酵調味料です。
米と米麹を原料として日本酒の基となる「もろみ」を醸造し、塩を加えています。
長期熟成品なので品質が安定していて、開封後も常温保存できるので、冷蔵庫の場所を取らないのもうれしいところ。
原材料
原材料は、米・米こうじ・食塩といたってシンプル。
主成分はアルコール分10%、エキス分45%、塩分2%。
塩分が2%入っていますが、使う量が大さじ数杯程度なら味付けの際に気にするほどではありません。
保存料・着色料・香料等不使用
毎日いろいろな料理に使う調味料だからこそ保存料や着色料も気になるところ。
「味の母」は保存料・着色料・香料等一切使用していないので安心して使えます。
液だれしにくいキャップ
そういえば、「味の母」を使っていて液だれで困った記憶がありません。
そのあたりの使いやすさも良し。
中身
中身はややとろみのある、黄色がかった液体です。
このままの味は「おいしい甘味のあるお酒」という感じでしょうか。
ただ甘いだけのお酒ではなく、長期熟成された甘味というか、旨みのようなものが感じられます。
塩分が2%とのことですが、このまま舐めてもしょっぱいということはなく、「おいしい」と思える塩味です。
おすすめの使い方:かぼちゃの煮物(塩煮)
酒やみりんを使う料理は、煮物や照り焼きなどとにかく数が多いですが、やはりここはシンプルに「かぼちゃの煮物」を作ってみたいと思います。
でも、ただのかぼちゃの煮物じゃありませんよ。
「味の母」の風味がより生きるように、味付けには醤油ではなく塩を使います。
ほっくほくに煮えたかぼちゃ、おいしいですよ~。
それでは一緒に作っていきましょう♪
手順1:切ったかぼちゃを鍋に入れる
まずはかぼちゃを切り、鍋に入れます。
ここでのコツは、最低限の水で煮えるように、なるべくかぼちゃがぴったりと入る鍋を選ぶこと!
手順2:材料を全て入れ、煮る
今回はかぼちゃ1/4個分ほどの分量です。
- 塩・・・・・ひとつまみ~ふたつまみ
- 味の母・・・大さじ2
- 水・・・・・かぼちゃが半分浸るくらい
沸騰したら弱火にして蓋をし、水分がギリギリになるまで煮ます。
(目安として10分くらい、焦げないように注意!)
手順3:煮えたら最後に水分を飛ばす!
10分煮た後です。
ちょうど水分がなくなったところですね。
まだ湯気が出て熱々の状態ですが、ここで蓋を開けて水分を飛ばします。
これがかぼちゃの煮物をさらにホクホクに仕上げるコツ!
かぼちゃの煮物(塩煮)完成♪
手順3でしっかり水分を飛ばしたので、かぼちゃがほっくほくに仕上がりました!
おいしそうでしょ~?
おいしいのよ~♪
皮目のほうにはおいしそうな照りもついてます。
かぼちゃの煮物って、あんまり皮が重要視されてないけど(皮をむいちゃうレシピとかあるしね)、これは皮までおいしいかぼちゃの煮物ですよ。「味の母」の甘味がしみてておいしい!
かぼちゃの皮には栄養もぎっしり詰まっていますからね、ぜひとも一緒に煮てあげてくださいね。
かぼちゃの煮物(塩煮)を使ったアレンジレシピ
このかぼちゃの塩煮、味付けがシンプルなので、残ったらいろいろな料理にアレンジできますよ。
・・・といいたいところですが、おいしくて余ったことがありません(笑)
なので、「たくさんかぼちゃがある時に、まとめて煮てストックしておくといろいろアレンジができますよ」というアレンジ集です。
- マヨネーズであえてかぼちゃサラダに(ツナ・玉ねぎをプラスするのがおすすめ!)
- カレー粉をちょっとふってエスニック風に
- 黒胡麻を振って大学芋風に
- ざっくりと潰して、そのままパンケーキやマフィンに
特に「黒胡麻を振って大学芋風」は、ほぼそのまま(笑)で簡単&おいしいので、一度試してみてくださいね。
ちょっと小腹がすいた時に、子供のヘルシーおやつに、あると重宝します。
「味の母」はまさに母の味
今回は「かぼちゃの煮物」を作りましたが、もちろんこれ以外にもあらゆる料理がおいしくなります。
素材を生かした野菜の煮物ならば「大根の煮物」「里芋の煮物」、これかからの季節なら「ふきの煮物」なんかもいいですね。
「小松菜と油揚げの焚いたん」「高野豆腐の煮物」は我が家の定番料理。
照りがきれいに出るので照り焼き系もおすすめです。
定番料理の「ぶりの照り焼き」「鶏の照り焼き」もおいしくきれいに仕上がりますよ。
また「豚肉の生姜焼き」にいたっては、タレがよく絡んで絶妙なおいしさ♪
まさに「味の母」。名前通りの調味料です。